日経平均反落、6万7千円台でソフトバンクG急落とハイテク株安が重し 2026-06-04

日経平均反落、6万7千円台でソフトバンクG急落とハイテク株安が重し 2026-06-04 株式投資

今日のマーケット概況

2026年6月4日の日経平均株価チャート(5分足) 終値67,471円

2026年6月4日の日経平均株価は終値67,470.69円、前日比931.45円安(-1.36%)と大幅反落しました。「日経平均 今日 終値」を確認する読者にまず結論をお伝えすると、6万7千円台前半で売りに押され、ハイテク株安が指数全体を押し下げる展開となりました。

始値は67,860.84円とすでに前日終値を下回って寄り付き、その後も戻りは限られました。場中の高値は68,051.94円で一時68,000円台を回復する場面もありましたが定着できず、安値は66,920.80円と一時6万7千円割れ寸前まで沈む荒い値動きとなりました。前場から後場にかけて下値を探る流れが続き、節目の68,000円台維持に失敗した点が重い印象を残しています。

主要ドライバーとしては、中東情勢への懸念がリスク回避姿勢を強めたほか、前日の米国市場が主要3指数そろって下落して引けた流れを引き継いだことが挙げられます。為替はUSD/JPYが159.76円とやや円高方向に振れ、ハイテク・グロース株への重しとなりました。

注目セクター・銘柄の動き

2026年6月4日の日経平均株価チャート(日足90日) 終値67,471円

セクター別では下落基調が鮮明で、IT(情報通信)が平均-4.31%と最も大きく崩れました。これはソフトバンクグループ(9984)の急落が平均を大きく押し下げた影響が大きく、同セクターの弱さが指数全体の足を引っ張った形です。続いて電機が平均-1.88%、通信が平均-1.71%と内需・グロース系が軟調でした。一方、相対的に底堅かったのは化学(平均-0.38%)や半導体(平均-0.73%)で、全面安の中でも下げ幅は限定的にとどまりました。

個別では、半導体関連の8035が+4.53%の終値63,660円と逆行高で全体の上昇率トップとなり、同じく半導体のアドバンテスト(6857)も+1.84%の28,170円と堅調でした。半導体の一角に押し目買いが入ったことがうかがえます。対照的に、ソフトバンクグループ(9984)は-11.28%の終値7,377円と急落し、下落率でも突出しました。半導体の6981が-4.95%の9,904円、金融の8697が-4.41%の2,039円と続落しており、グロースから金融まで幅広く売りが波及した一日でした。

為替・他指数の動向

為替はUSD/JPYが159.76円で、前日比0.21円の円高(-0.13%)となりました。大きな変動ではないものの、円高方向への振れは輸出関連やハイテク株の重しとして意識されやすい水準です。

米国市場は前日(6月3日)に主要3指数がそろって下落しました。ダウ平均は50,687ドルと621ドル安(-1.21%)、ナスダック総合は26,854と240ポイント安(-0.89%)、S&P500は7,554と56ポイント安(-0.74%)で引けています。米株安のリスクオフムードが東京市場にも波及し、日経平均の-1.36%という下げにつながりました。

恐怖指数とされるVIXは16.68と前日比+0.62(+3.86%)の上昇となり、投資家の警戒感が高まっていることを示しています。VIXの上昇局面では株式市場が下押ししやすく、今回の日経平均の反落とも整合的な動きと言えます。

今日の監視銘柄分析と様子見の判断

本日のペーパートレード(仮想取引)は、エントリーシグナルが発生せず取引回数は0件(エントリー0/決済0)、損益も±0円となりました。市場全体が大幅安となる中でも、機関投資家フレームの厳格な条件を満たす場面がなかったための様子見です。

監視銘柄のうち動きが目立ったのは、まず逆行高となった8035で、終値63,660円・前日比+2,760円・+4.53%と全体の急落に逆らって買われました。出来高も480万株超と活況で、半導体の一角への資金回帰がうかがえます。一方、ソフトバンクグループ(9984)は終値7,377円・前日比-938円・-11.28%と急落し、出来高は7,650万株超と突出しました。電力株の9501も終値541円・-31.90円・-5.57%と大きく崩れ、野村総合研究所(4307)も終値4,743円・-151円・-3.09%と内需グロースの弱さが目立ちました。

これらの銘柄はいずれもスコアが中立圏(25〜75)に収まり、スコア≧75のロング、もしくは≦25のショートという厳格なエントリー条件を満たしませんでした。急落局面では飛び乗りの誘惑が生じやすいものの、条件を満たさない以上は動かないことが規律です。無理なエントリーを避けることは長期的な資金保全につながり、ペーパートレードでも実運用と同じ規律を守る姿勢が将来の成果を左右します。「待つこともトレード」であり、様子見の日も市況を読み込み次の機会に備える時間として価値があります。

明日の注目イベント

翌営業日の主要な決算発表予定は、提供データの範囲では確認されていません。決算による個別材料が乏しい局面では、外部環境や需給に相場が左右されやすくなる点に留意が必要です。

経済指標カレンダーの観点では、月初から月央にかけては米国の雇用統計やCPI(消費者物価指数)、さらにFOMC(米連邦公開市場委員会)など金融政策イベントが注目を集めやすい時期です。これらの結果は為替や米金利を通じて東京市場のハイテク株に影響しやすいため、発表前後はポジションの傾きに警戒が必要とされます。本日のように中東情勢など地政学リスクが意識される局面では、関連ニュースの流れにも注目が集まりやすい状況です。

明日の展開予想

本日の日経平均は終値67,470.69円と68,000円台を維持できず、安値では66,920.80円まで下押ししました。テクニカル面では、節目の68,000円台を回復できるかが当面の焦点となりやすく、戻りの強さが意識されます。VIXの上昇や米株安のムードが続く場合、上値は重くなりやすい地合いです。

下値については、本日の安値66,920.80円や心理的節目である67,000円ライン、さらにその下の66,000円ラインが下値支持として意識されやすいと考えられます。為替が円高方向に振れていることもあり、ハイテク・輸出関連の戻りの鈍さに注目が集まりそうです。中東情勢や米国市場の動向次第で振れ幅が大きくなりやすく、節目を巡る攻防が続くかどうかに関心が向かいやすい局面と言えます。

今日の株価関連ニュースまとめ

本日の市場関連ニュースでは、まず「日経平均は大幅反落」が報じられ、中東情勢への懸念やハイテク株の一角への売りが背景として挙げられました。ヤマダHDとエディオンの統合報道や、テレビ朝日HDの株主に野村絢氏・村上世彰氏長女が名を連ねたことも話題となり、個別の思惑材料として注目されています。

このほか、脱毛大手ミュゼの破産を巡る舞台裏や、JR東日本の18駅で信号システムに不備が見つかった問題も報じられました。インフラ関連のトラブルは関連銘柄の地合いに影響する可能性があります。海外では、米スペースXの調達額が12兆円規模に達するとの報道もあり、宇宙・テック分野への資金集中が改めて意識される内容となりました。

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